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【2026年最新・徹底比較】古着の仕入れ先おすすめ比較|古着卸倉庫・オンライン卸・海外仕入れ・ベール買いの違い、最低購入金額・送料・返品条件・1着あたり原価まで解説

この記事のポイント

  • ✓古着の仕入れ方法は大きく4種類
  • ✓2026年版・代表的な古着卸の条件を比較
  • ✓少量からオンラインで仕入れるならReSCOUNT STOREのような方式もある
  • ✓店舗の売れ筋を自分で選びたいなら国内倉庫のピック仕入れ
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買取コージ編集部

買取店の業務改善と集客に役立つ情報を発信する運営チームです。

古着屋を開業するときや、既存店舗で新しい仕入れ先を増やすとき、「どの古着卸を使えばよいのか」「国内の卸倉庫と海外仕入れはどちらが安いのか」「ベール買いは本当に利益が出るのか」と迷うことがあります。

古着の仕入れ方法は、大きく分けると国内卸倉庫で1着ずつ選ぶピック仕入れ、オンライン古着卸、ベール・アソートでのまとめ仕入れ、海外現地での直接買い付けなどがあります。それぞれ必要資金、商品を選べる自由度、送料、不良品リスクが異なるため、単純な「1着あたりの仕入価格」だけで比較するのは適切ではありません。

特に古着では、仕入れた100着すべてをそのまま販売できるとは限りません。洗濯、シミ抜き、補修、アイロン、撮影などの作業が必要になったり、ダメージが大きく販売できない商品が含まれたりすることがあります。本記事では、2026年10月時点で公式情報を確認できる代表的な古着卸も取り上げながら、古着の仕入れ先の選び方と「実際に販売できる1着あたりの原価」の考え方を解説します。

■古着の仕入れ方法は大きく4種類

古着屋の仕入れ方法として代表的なのは、国内卸倉庫でのピック仕入れ、オンライン卸、ベール・アソート仕入れ、海外現地仕入れです。ピック仕入れは実物を見ながら自店舗に合う商品を選べるため失敗を抑えやすい一方、倉庫への移動時間や最低購入金額が発生する場合があります。オンライン卸は遠方でも利用しやすく、数点程度のセットから仕入れられるサービスもありますが、実物を手に取れません。ベールは大量に低単価で確保しやすい反面、中身を一点ずつ選べず、販売できない商品が含まれるリスクがあります。海外直接仕入れは商品選定や仕入れルートを独自化できますが、航空券、宿泊、現地移動、国際送料、輸入手続きなどまで含めて採算を見る必要があります。

初心者であれば、最初から大量のベールを買うより、国内倉庫で現物を見ながら少量から仕入れ、自店舗で何が売れるのか確認する方法が比較的管理しやすいでしょう。

■2026年版・代表的な古着卸の条件を比較

以下は2026年10月時点で公式サイトから主要条件を確認できる代表例です。古着卸は入荷状況、予約制度、最低購入額などが頻繁に変更されるため、実際の利用前には必ず各社の最新情報を確認してください。

古着卸主な仕入れ方法最低購入額・数量少量仕入れ予約商品を選べるか配送・送料返品・不良品
3peace倉庫ピック・アソート・ベール関東倉庫は一般5,000円、業者予約30,000円。倉庫により条件差あり○関東の業者予約は必要○ ピック可能関東卸では地域別送料を案内倉庫ピックは原則返品・交換不可。オンライン等は商品条件による
CLASS1倉庫ピック・オンラインピックミニマムなし◎倉庫ピックは完全予約制○10万円以上送料無料と案内利用時に最新条件を確認
古着倉庫 吾倉庫ピック・オンライン倉庫ピック2万円。オンライン・一般開放はミニマムなし○業者ピックは予約必須○倉庫購入品は着払い発送可能返品不可
ReSCOUNT STOREオンラインセット卸掲載セット単位。2~数点程度の商品もあり◎不要△ 掲載セットを選択重量別送料を公開原則返品・交換不可。不良等は条件により対応
古着卸VOX倉庫ピック・ベール合同ピック・一般開放ではミニマムなし。通常アポイント条件は予約時確認推奨○~大量通常ピック・合同ピックは予約制○ ピック可能/ベールは中身指定不可宅配対応あり最新条件を事前確認

3peace関東倉庫では、一般来店は最低5,000円、業者予約では最低30,000円で、予約者には品出し前商品の案内や状況に応じたベール開封などの仕入れ向けサービスがあります。倉庫でのピック商品は古着の特性上、原則返品・交換不可と案内されています。(3peace.shop) また、3peaceは国内回収古着について100kg以上の業者向け仕入れサービスも展開しています。(3peace.shop)

CLASS1は滋賀・群馬にピック拠点があり、「ミニマムなし・時間制限なし」を特徴として掲げています。倉庫ピックは完全予約制ですが、24時間利用できるオンラインピックも用意され、10万円以上の仕入れでは送料無料と案内されています。(pick.class1-furugi.com)

東京都葛飾区の古着倉庫 吾では、業者向け倉庫ピックの最低購入金額が税込2万円で、完全予約制です。購入商品の郵送にも対応していますが送料は着払いで、購入後の返品は受け付けていません。一方、オンラインショップや一般開放では最低購入金額を設けていません。(go-usedclothing.com)

■少量からオンラインで仕入れるならReSCOUNT STOREのような方式もある

「最初から3万円、5万円分を倉庫で仕入れるのは不安」という場合は、オンライン卸から小さく始める方法があります。

ReSCOUNT STOREでは、古着を2点、3点、5点などのセット単位で販売しており、例えばブランド古着やY2K、USA製、ジャパンヴィンテージなどジャンルを選びながらオンラインで仕入れられます。ベールのように中身がほとんど分からない大量仕入れではなく、掲載されたセットを確認して購入する方式です。(shop.rescount.jp)

送料も重量別に公開されており、北海道・沖縄を除く地域では2kgまで780円、5kgまで1,080円、10kgまで1,500円などと設定されています。(shop.rescount.jp) 原則として顧客都合による返品・交換は受け付けていませんが、販売できないほどの著しいダメージや注文と異なる商品などについては連絡するよう案内されています。(shop.rescount.jp)

オンライン卸は現地までの交通費・時間を抑えられる一方、素材感、細かな汚れ、サイズ感などを実物で確認できない点はデメリットです。最初は小ロットで何度か購入し、自店舗と卸側の商品基準が合うか確認する方が安全です。

■店舗の売れ筋を自分で選びたいなら国内倉庫のピック仕入れ

実店舗やECですでに「ラルフローレンのシャツが動く」「カーハートのワーク系が強い」「レディースのY2Kが売れる」といったデータがある場合は、ピック仕入れとの相性が良くなります。

倉庫に並んでいる商品を一点ずつ確認し、自店舗の顧客に合う商品だけを選べるためです。3peace、CLASS1、古着倉庫 吾、VOXなどは現地でのピックに対応しています。(3peace.shop)

ただし、ピック仕入れでは「良い商品がたくさんあったから予定以上に買ってしまう」ということもあります。仕入れ前に予算、必要点数、カテゴリ別の上限点数を決めておく方が在庫過多を防ぎやすくなります。

■ベール買いとは?大量仕入れには強いが中身を選べない

ベールとは、大量の古着を圧縮・梱包したまとまりを仕入れる方式です。アイテム別、季節別、ブランド・カテゴリ別などさまざまなベールがあります。

古着卸VOXでは現在もベール販売を案内しており、公式サイトからベールリストを確認できます。過去の公開リストではTシャツ、パンツ、ジャケット、MIXなど多数のカテゴリが設定され、1ベール数十~数百着規模の商品が掲載されています。(vox1.jp)

ベールのメリットは、一度に大量の商品を比較的低い平均単価で確保しやすいことです。一方、中身を1着ずつ選べないため、デザインが自店舗に合わない商品、強いダメージ、サイズが売りにくい商品などが含まれる可能性があります。3peaceもベールについて、ブランドやアイテムが混在し、ダメージ・状態難の商品が含まれる可能性があり、中身は保証しないと案内しています。(3peace.shop)

そのため、ベールの価格を単純に点数で割った「1着500円」といった数字だけで判断するべきではありません。重要なのは、その中から実際に何着販売できるかです。

■初心者がいきなりベール買いをすると原価計算を誤りやすい

例えば100着入りのベールを80,000円で仕入れた場合、表面上の仕入単価は1着800円です。しかし、送料5,000円、洗濯・クリーニング等20,000円、補修費7,000円がかかり、ダメージや需要の問題で実際に販売できる商品が70着しかなかったとします。

この場合、販売できる商品にかかった総コストは112,000円で、販売可能な70着で割ると1着あたり1,600円です。

項目金額・数量
ベール仕入代80,000円
送料5,000円
洗濯・メンテナンス20,000円
補修費等7,000円
総コスト112,000円
仕入点数100着
販売可能点数70着
表面上の仕入単価800円/着
実際の販売可能原価1,600円/着

古着の仕入れでは、この「販売可能原価」を見ることが重要です。販売できなかった30着のコストも、残り70着で回収する必要があります。

■海外へ直接買い付けに行く方法は上級者向け

アメリカ、タイ、ヨーロッパなどへ直接出向き、現地の倉庫、フリーマーケット、ディーラー等から仕入れる方法もあります。国内卸を介さないため、独自の商品構成を作りやすく、現地で自分の目で選べることがメリットです。

一方、商品代以外に航空券、ホテル、現地移動費、国際輸送費、通関関連費用などが発生します。また、中古衣類の輸入は関税分類や原産地・協定によって適用税率が異なる場合があります。日本税関の2026年実行関税率表では、中古衣類等に該当するHS6309.00について基本税率7%、WTO協定税率5.8%が掲載される一方、EPA等による異なる税率も設定されています。実際の分類・税率は輸入内容によって確認が必要です。

そのため、「現地では1着500円だった」という数字だけでは国内卸との比較はできません。日本の店舗へ商品が到着し、販売できる状態になるまでの総額を点数で割って比較する必要があります。

■国内卸と海外仕入れはどちらが安い?

大量に継続仕入れする事業者で、海外の仕入れ先や物流を確立できれば海外直接仕入れが有利になる可能性があります。一方、小規模店舗が数十着だけ買うために海外へ行くと、渡航費や物流費の負担が1着あたりに大きく乗ります。

そのため開業直後は国内卸を利用して仕入れ量と売れ筋を把握し、月間販売数が増えてから海外ルートを検討する方が現実的です。すでに海外から大量輸入している国内卸を使えば、輸送・選別の一部を卸業者側に任せることもできます。3peaceは海外拠点と直接仕入れのネットワークを持ち、CLASS1も海外から継続的に直接仕入れていることを案内しています。(3peace.shop)

■古着卸を比較するときは最低購入額以外も確認する

「最低購入額なし」という条件は初心者には魅力的ですが、それだけで仕入れ先を決めるのはおすすめできません。実際には、商品の価格帯、自店舗に合うジャンル、商品入荷頻度、ピック時間、送料、返品条件、不良品の割合まで確認する必要があります。

例えばミニマムなしでも1着単価が高ければ、大量販売型店舗には向かない場合があります。反対にベールで1着あたりの価格が非常に安くても、販売可能率が50%なら実質原価は約2倍になります。

最低購入金額は「その卸を試すために必要な資金」であり、「最終的に安く仕入れられるか」を示す数字ではありません。

■初心者は「10万円仕入れたら何着売れるか」で考える

古着屋の仕入れでは、何着買えたかよりも、何着を適正価格で販売できるかを見る方が重要です。

例えば10万円で100着仕入れられる仕入れ先Aと、10万円で60着しか買えない仕入れ先Bがあったとしても、Aは販売可能商品が50着、Bは55着という結果なら、Bの方が効率的です。

仕入れ先ごとに「仕入点数」「仕入総額」「送料」「補修・洗濯費」「販売可能点数」「平均販売価格」「売却済み点数」「平均粗利」「平均在庫日数」を記録すると、どの卸が本当に自店舗へ合っているか判断できるようになります。

■古着の仕入れ先は一社に固定しなくてもよい

実際の店舗運営では、仕入れ先を一つだけにする必要はありません。定番商品は国内卸倉庫でピックし、低価格帯の大量商品はベール、珍しい商品は海外買い付け、在庫が急に必要な場合はオンライン卸というように使い分ける方法があります。

複数ルートを持つことで、特定の卸で欲しい商品が不足した場合にも対応できます。また、同じカテゴリの商品を複数の仕入れ先から買い、販売後の粗利や回転率を比較すれば、徐々に自店舗に適した仕入れルートを絞り込めます。

■古着の仕入れ後は商品番号・仕入れ先・原価まで残す

古着を大量に扱うようになると、「どの卸から買った商品か分からない」という状態が起こりやすくなります。同じラルフローレンのシャツでも、3peaceから仕入れたもの、オンライン卸で買ったもの、海外で直接買い付けたものを区別できれば、仕入れ先別の採算を比較できます。

商品ごとに商品番号を発行し、仕入れ先、仕入日、仕入価格、送料・補修等を含む管理原価、販売価格、売却日をひも付けておくと、「この卸は安く見えるが売れ残りが多い」「この仕入れ先は単価が高いが回転が速い」といった判断ができます。

■古着・リユース商品の顧客・商品・在庫を管理するなら買取コージ

古着店やリサイクルショップで店頭買取も行う場合は、卸からの仕入れだけでなく、一般顧客から買い取った商品も同じ在庫の中で管理する必要があります。仕入れルートが増えるほど、商品番号、仕入原価、在庫状況、販売結果を一元化する重要性が高まります。

買取コージは、買取店・リユース事業者向けに顧客、商品・在庫、案件、古物台帳、売上・粗利などをまとめて管理するクラウド型システムです。特に店頭買取・出張買取も行う古着店であれば、「誰から買い取った商品か」「現在どの商品が残っているか」「最終的にいくらで売れたか」を一つの流れで確認しやすくなります。

古着の仕入れでは「安い卸を探す」だけではなく、仕入れ先ごとの販売可能率・売却額・粗利まで記録し、自店舗に合う仕入れルートを数字で判断できる状態を作ることが重要です。